犬系男子を被った王子様
四宮君って変な人だな…。
私の考えはここで終わった。
すると、香が私のところへ向かってくる。
「淋…淋って四宮君と知り合いなの?」
「え?ううん、初めてだよ」
香が四宮君を見つめて私に話す。
それに、私もチラッと四宮君を見つめる。
誰とでも仲が良くて社交性がいい。
まぁ、私には無理だけど、、。
「ふーん…前ね私、四宮君が告白されてる所見たんだけど…四宮君振っちゃったのよ…その子ね後輩で一番可愛い子なのに…」
それに、私は目を見開く。
「え!勿体ないね!」
その言葉に香は頷く。