犬系男子を被った王子様



「私、何か居たたまれなくて…」


香は肩をすくめる。



「まぁ、目撃しちゃったし…ね、、」


私は、アハハと微笑む。
それに、香は頷いた。



「じゃあ授業始まるから戻るわね」



そう言って香は私から離れた。



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―――――――
――――



お昼休み、私は犬川君の呼び出しで屋上へと足を進めようとしていた。



久し振りに犬川君とお昼ご飯だ!



私はお弁当箱を鞄から取り出して屋上へと向かおうとした。



すると、



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