犬系男子を被った王子様
「あの、、何で私に、、何のようで…」
私が震える声でその子に喋るとその子は鼻で笑い私を押し倒す。
「いた、、」
私が小さく悲鳴をあげる。
すると、その子は微笑んで…
「何のよう?笑わせてくれるわね…紫音先輩を奪っておいて…、、」
そして、また頬を殴ってくる。
痛くて涙が出てきそうだ。
「奪ってなんかいないよ、、」
私が正直に伝えるとその子は怒りに満ちた声で、
「じゃあ何で私の告白を断るのよ!こんなに、貴方より可愛いのに!どうして貴方なんか!」
そう言って足とかも殴ってくる。
「いた、い、、」
顔を歪める私にその子は微笑んだ。