犬系男子を被った王子様


「おはよう、四宮!!」


犬川君は何故か笑みが、怖い…。
二人とも仲が悪いのかな…。



私が不安に思ってると、、



「淋、おめでとう犬川君と付き合えて!!」


「ありがとう香」



香が小さく私におめでたい言葉をかける。


「だけど、、、その傷、平気?」


「あぁ、、うん、平気、痣も消えてきたし…」



そう、やはり昨日のことだから痣は少しだけ残る…。
だけど、すぐ消えるから、心配はいらない。



「帰り道に会ったときは驚いたよ…」


昨日は犬川君と途中まで帰ってそのあと一人で帰ってるとき香に会ったのだ。
だから、香はこの事を知っている。



「気を付けてね…」


「うん、、心配は大丈夫だよ…」


心配そうな香に私は笑顔で頷く。







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