犬系男子を被った王子様
「ありがとう。でも、犬川くんが食べたいって言ってくれたから、私頑張るよ!」
私は微笑み、それに犬川くん微笑んだ。
私はすっかり犬川君にあの紫音君の授業で貰った手紙の心理を聞くのを忘れてしまった。
私は先に屋上から出る。
犬川君はそのちょっと何分後かに降りる。
私は階段から少し離れた場所で待機をする。
「猫宮さん、お待たせ行こっか~」
犬川君はまた、いつもの犬川君になって、私のそばを歩く。
「そうだ。猫宮さん、帰りにデートしよっか」
「え?!で、デート?!」
いきなりで頭が追い付かない私。
で、デートってあの、、で、でででデートだよね!