犬系男子を被った王子様



「たっだいま~」


そして、お決まりに家に入ると、


「おかえり~淋姉」

「、、、、え?」


声が聞こえて目線をあげるとそこにいたのは…

「りょ、涼くん?!」


「正解♪淋姉遅かったね~」


涼君は私の腕を引きリビングに入らせる。
私は小走りで涼君の後に続く。


「あぁ!淋姉に会いたかった~」


そう言って涼君は私を思いっきり抱き締める。




涼君、見ない間に格好良くなったなぁ…。



涼君の顔を見て思う私。
涼君は私が羨ましいぐらいにカッコいいです。


二重の目に、サラサラな髪の毛はうっすら茶色がかっていて、、



「格好良くなったね、涼君」



私は涼君の頭を撫でる。





< 174 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop