犬系男子を被った王子様



「えーー!何でよ…」



涼君は顔をしかめる。



「だって、明日はお客が来るの…だからダメ」


私が麦茶を片手に微笑む。
それに、涼君は驚いた顔で


「だ、誰?!誰なの?!」


と、声をあげる。
それに私はふふっと微笑み


「それは、明日のお楽しみに」


と、言ったのだ。


明日が楽しみだ。


私は麦茶を飲みながら微笑んだ。


~猫Side~ 終わり
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