犬系男子を被った王子様




「淋、、この子誰?」


俺は顔をしかめて美少年に指を指す。
すると、淋は納得した顔をして


「この子は私の弟です、名前は猫宮涼です、、」


淋は照れ臭そうに微笑み俺を見て顔を赤く染める。


「あの、冬夜く、「ほら、淋姉はクッキー途中でしょ?ここは俺に任せて早く行って」」


「ちょ、涼君、、」



淋は俺に何か言おうとしたが涼に押されてリビングに戻ってしまった。


「ふーん」


玄関で立たされる俺をマジマジと見ながら顔をしかめる。


「どうぞ?お上がりください」


鼻で笑いながら涼は笑った。
何てガキだ…。


俺は心で舌打ちをして、淋の家に上がった。









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