犬系男子を被った王子様
「え~と…冬夜君と、宇佐川君とか…」
「まぁ、犬川なら良いけどさ…けどな、、、犬川…まぁ、良いや…楽しんでね淋姉」
冬夜君の事を呼び捨てで呼んだと思うけど…涼君からお許しが出たし!
「ありがとう涼君!!大好き!」
そう言って私は涼君に抱きついた。
涼君は頬を少しだけ染めて、
「お土産買ってきてね」
と、言った。
勿論私はそれに頷いた。
お祭り楽しみだなぁ~。
そうだ!久し振りに浴衣来ていこう!
私はうきうきと心を弾ませながらお祭りの事を考えていた。