犬系男子を被った王子様




「な、なに?冬夜君」


いつもと違う雰囲気にドキドキが止まらない私。


「好きだよ」


「え、あ、の、、」


突然の不意打ちに戸惑う私。
それに、冬夜君は面白そうに笑みを浮かべる。


「淋は?ほら、り~ん」

「っ、、す、すす、好き、、です」


恥ずかしながらに言った言葉。
やっぱり慣れないな…。

と、うつ向いていると、、


「淋」


冬夜君に名前を呼ばれて前を向く。
すると、冬夜君は――




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