犬系男子を被った王子様




「夏休み猫宮さんに会えなくて残念だったなぁ~」


そう言って微笑む紫音君。
それに私も、


「そ、そうだね」


と、言った。
若干困り果てる私のところに丁度、冬夜君が現れた。




「淋おはよー、、あ」


笑顔の冬夜君は私を見て微笑みそして、笑顔を崩し始める。



「四宮、、俺の淋になにかよう?」


そう言って冬夜君は私を引き寄せる。
その様子を黙ってみる紫音君。



ゾワッ……



何だろう…何か紫音君の視線が



“怖い“



何でか分からないけど、、



思わず身を震わせる私。




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