犬系男子を被った王子様




屋上から出る際、



「あ、淋髪になにか付いてるよ。」



「…え、、ッ!!!」




唇がまた重なる。この人は悪魔だ。





「かぁわ~い反応だね」



自然と冬夜君を見てしまう。
冬夜君の表情は────




「ッ…」



とても、苦しそうだった。
私は咄嗟に屋上から飛び出した。もう限界だった。





走って走って走ってどこかの教室に入る。











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