犬系男子を被った王子様



私はそう思いながら寝に入った。



――――ピピピ、ピピピ…



「ぬぅ…朝……かぁー!」



私はベッドから出てカーテンを開けながら伸びをする。



そして、今日は作戦決行の日。



「頑張らないと!」



私は自分に意気込み学校の支度を始めた。



通学路を歩くと早速本人を見つける。
けれど、


「ここは探らないと!」



私は早速犬川くんを見る…。
すると、



「おっはよー!淋っ!」


「ヒッ!…あ、香、おはよう♪」



私は驚きながらも香に挨拶をかわす。




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