犬系男子を被った王子様
「勿論いるよ!会わせてあげるね!今度!」
犬川くんはニカっと微笑んだ。
すると、それと同時に一時間目終了のチャイムが鳴る。
「あー時間切れだ…楽しかったね♪」
犬川くんはその場から立ち上がりそして、伸びをしながら気持ち良さそうに私に話始める。
「うん。楽しかったよ…ありがとう…犬川くん」
「お礼なんてみずくさいな…いいよ別に、俺猫宮さんの事、こんな時間でたくさん知れた」
「私も…犬川くんの事たくさん知れたよ♪」
そして、お互い顔を見合わせ微笑む。