だって好きなんだもんっ!
約束
雅side

みぃは覚えてないかもしれないけど

俺たちは同じ夢に向かって頑張ってた。

俺は美容師になり

みぃはメイクアップアーティストになる

そして、将来店を2人で営む。

それが俺たちの夢。

今、俺はその夢に向かって頑張ってる。

みぃも高校を出たら俺のいる大学に来る

予定だ。

だから、その夢を壊さないために必死に

頑張ってた。

でも、俺は優先順位を間違えてた…。

例え俺の夢が叶ってもみぃがいなければ

意味がない。

なのに、みぃを泣かせて辛くさせて

気づくのが遅かったら手遅れだったんだ

でも、みぃのあの涙が気づかせてくれた

みぃ、ありがとうな。
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