白雪姫の王子様
プロローグ




雪のように白い肌。


血のように赤い頬と唇。


黒檀の窓枠の木のように黒い髪。


毒林檎を食べてしまったお姫様は、1度死んでしまうけど、王子様の口づけで再び目覚める。


──それは、女の子なら幼い頃に1度は読んだことがあるだろうおとぎ話。


そんなキラキラ眩しいプリンセスに憧れて、女の子(お姫様)は今日も、王子様の迎えを夢見て待つ──。



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