白雪姫の王子様





「うっわ〜最悪、びちゃびちゃなんだけど。風邪でもひいたらどうしてくれんだよ。なあ坊主?」


「ご、ごめんなさい……」



目を向けると、そこには20代くらいの派手な男女。


その前に、水鉄砲を片手に持った小さな男の子が2人、怯えた様子で立っていた。


どうやら少年の1人が金髪の男に誤って水をかけてしまったようで。




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