貴方にもらったキャンディをまだ私は食べられない
タイトル未編集
キャンディをもらったのは、確か小学五年生の夏期講習の時だった。
その時私が好きだった男子……遥斗にもらった。
私と遥斗は、夏期講習を受ける時間が見事に重ならなかったため、2回ほどしか一緒に受けることができなかった。
キャンディをもらったのはその内の1回目のとき。
私はその日の昼間までおじいちゃんとおばあちゃんの家に出掛けていたので、講習の時間をずらしたため、遥斗と同じ時間だった。
その帰りに、遥斗と少し話をして、お前がこの時間なんて珍しいなー、みたいなことをいわれた記憶がある。
それから、遥斗はバッグの中からキャンディを取り出して、
「そうだ、飴あるから食べようぜ」
といって、私にレモン味のキャンディをくれた。
私はありがとう、家でたべるね、といい、そのまま家にもって帰った。
それから5年たった今も、まだそのキャンディは食べていない。
その時私が好きだった男子……遥斗にもらった。
私と遥斗は、夏期講習を受ける時間が見事に重ならなかったため、2回ほどしか一緒に受けることができなかった。
キャンディをもらったのはその内の1回目のとき。
私はその日の昼間までおじいちゃんとおばあちゃんの家に出掛けていたので、講習の時間をずらしたため、遥斗と同じ時間だった。
その帰りに、遥斗と少し話をして、お前がこの時間なんて珍しいなー、みたいなことをいわれた記憶がある。
それから、遥斗はバッグの中からキャンディを取り出して、
「そうだ、飴あるから食べようぜ」
といって、私にレモン味のキャンディをくれた。
私はありがとう、家でたべるね、といい、そのまま家にもって帰った。
それから5年たった今も、まだそのキャンディは食べていない。
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