私はもう恋をしない



「…おい…おい起きろ」


ん?なんか聞こえるなあ


…。


って私また寝たんだ!

勢いよく立ち上がった!



するとまたおでこに痛みが…



「い、いたい…。」

「てめぇ何回すれば気が済むんだよ」

「え?え?ごめんなさい…」

「こんなとこで寝てたら風邪ひくぞ」

ってゆう彼をみたら

そっぽを向いていた



私は膝に何かあるのを感じ

みるとブレザーがあった




あ、彼のか。すぐに分かった

だって彼はブレザーを

着ていなかったから



「あ、えっと、これ、ありがと」

お礼を言いブレザーを

差し出すと

「ああ、別にいいよ。俺が勝手にやったことだ」



しばらく沈黙が続いた



すると彼がいきなり立ち上がり

「よし、帰るか。とりあえず教室戻るぞ」

と言ってスタスタと歩き始めた



頭が混乱したまま

私は彼の後を追った




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