恋の季節





鈴花は亜稀を連れ外にはしった




あぁ~…。



ばかは言い過ぎたかな…





いいやっ!玲くんが悪いっ!!



鈴花はぶるぶるっと頭を横に振ったり



うつむいたり…




そんな鈴花を不思議そうにみた亜稀は





『あんた本当に恋してるんだね…。』




となんかおかしなこと言う。




亜稀…なんかさみしそう…だけど・・・・




無理矢理笑ってる・・・




なんで…そんなさみしそうなの?




なんで無理矢理笑ってるの?




亜稀…?





『なんで…?そんなこと言うの?』



鈴花は玄関のとこでたちどまって言った。




亜稀はやっぱりさみしそうに





『ううん…。なんでもないよ!ごめん…昼…遊べない。ごめんね!』





『―えっ―…?』




亜稀?さっきの亜稀はどこに…




亜稀らしくない…





謝るなんて…ありえない!!



『じゃね…鈴花…』



『あっ!!亜稀ッッ!?―ちょッ…!』




亜稀は走って校舎に入っていった。














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