忘れられない人がいる。
私は頭の中がグチャグチャに
混乱してしまい、
何も考えられなかった。
ただ、
「ごめんなさい。」
一言謝って部屋を出るだけだった。
1156号室の前で座りこんでいると
お母さんが来た。
「お母さん・・・。」
「綾。隼人君が亡くなったの、
信じれないわよね。」
お母さん急に何を言い出すの?
まだ隼人は。。。。。
死んだ・・・の?
隼人が亡くなった事、
そして、
それが自分のせいということ
落ち着いて考えると初めて。。
涙が出た。
叫ぶ位に泣いた。
もう一度・・・
隼人に会いたい。