忘れられない人がいる。
「綾!俺の事見えるのか!?」
私の顔を、
2年前に亡くなったはずの隼人が
のぞきこんだ。
隼人・・・。
「何で。。。ここにいるの?」
気付くと私はそんなことを
隼人に質問していた。
「分からない。
気付いたらここにいたんだ。」
隼人は肩を落とした。
綾は2年ぶりの隼人を目の前に、
隼人としたいこと話したい事・・・。
何より、
隼人に謝りたい事を思い出した。
「隼人!ごめん。
私のせいで隼人はあの日・・・。」
「。。。あれは!!綾が悪いんじゃない!」
珍しく隼人が怒った。