忘れ物常習犯。~君と初めてのクリスマス~
クリスマスは、甘い日。
「…………随分と早いのね。」
「おうっ。」
今日は、クリスマス。
あの告白された次の日にクリスマスデートしないかと誘われたのでOKした。
で、待ち合わせ時間、10分前に来た筈なのになぜか仲田がいた。
本当に早い。
「だ、だって好きな奴とは早く一緒にいたいだろ?」
頬を赤らめて言った仲田。
「なっ……!………………馬鹿……。」
つられて、私も顔が赤くなる。
そんな事言うなんて反則よ。
嬉しすぎて、おかしくなりそう。
「じゃ、行こ……」
っと、手を出された。