私は先輩の彼女で先輩は私の彼氏です

「なんで楓先輩がここに？」

「えー、胡桃ちゃんが教室で永遠を呼んでたじゃん？永遠がさっき帰ってきたんだけど....浮かない顔してたから胡桃ちゃんは屋上でへこんでいるんだろうなぁーっと思って」

「それはそれはありがとうございます。って、なんでへこんでるの分かったんですか！？」

「いつものことでしょー？」

「いつもというか....話したの久しぶりですけど........」

「あれ？そうだったっけー？まぁ、でも胡桃ちゃんも諦めず頑張ってんじゃん」

「まぁ～、........好きですから」

「ふふふふっ」

「なんで笑うんですかぁー！照れるじゃないですか！」

「胡桃ちゃん可愛いんだらか、他にいい男、いると思うんだけどなぁー？」

「他にいい男？うーん、ふふふっ先輩しかいませんよ」

「永遠じゃなくて。俺、とかどう？」

「ほぇ？楓先輩！？」

「俺まじめに胡桃ちゃんのこと、好き
だよ？永遠より俺が先に胡桃ちゃんのこと好きになったし」