私は先輩の彼女で先輩は私の彼氏です
「ぎゃはは~、まさかあのクールボーイの永遠が胡桃ちゃんが可愛すぎて顔が見えないから冷たくするなんて言えないもんな~?」

「っっっ!」

「照れんなってー!あ、今胡桃ちゃんの顔、想像しただろ?」

「言うな、アホ楓!まさか、あいつにこのこと言ってないよね?」

「言ってねぇーよ?あっ、言ってほしかった?あのクールボーイ、一之瀬 永遠は胡桃ちゃんの顔がかわいっ....」

ぐしゃ

「いってぇー!なにすんだよ!今、ぐしゃつったぞ?なんだあの音ー!?こえぇー」

「うるさい。二度と言うなよ」

「でも、あれは酷いぞ?永遠。やりすぎだ。胡桃ちゃん、屋上で泣いてんだぞ。あんなんじゃ、他の男にとられても文句言えねぇなぁー?」

「........今更 言われても、どう接したらいいか分からない」

「だから、胡桃ちゃんの誘いに乗れば良かったのに断るから~。彼女にあの役目やらせたらまずいよ、永遠。まぁっ、俺が手ぇ出さない内に頑張るんだなぁ~」

「はっ?手出すつもりなの?やめろよな」

「ノーコメントデース」

「おいっ、楓!」
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