私は先輩の彼女で先輩は私の彼氏です
「胡桃、担任、女で良かったね。話しやすいでしょ？」

「うん！安心したらお腹すいちゃった っ」

「じゃあ何か食べに行こっか！」

「やったぁー！」

「あっ、待って。お母さんからメールが来てる....」

「ん？どうしたの？」

「胡桃、ごめーん！何かおばあちゃんが倒れたみたいで....すぐ行かないと」

「大丈夫！？私のことは気にしないで行ってきてよ。おばあちゃんのこと気になるでしょ？」

「でも....うん分かった。ほんとごめんね？今度埋め合わせするから！あっ、1人で帰れる？大丈夫？」

「そのぐらい大丈夫だよ」

「知らない人に着いて行ったらだめだからね？」

「分かってるよ！高校生だもん」

「胡桃はお人好しだから心配だよ」

「大丈夫、大丈夫。藍、急いだ方がいいんじゃない？」

「あっそうだった！じゃあね、また明日！」

「うん。明日ね～」

藍のばあちゃんにはとてもお世話になっていて、小さい頃に「貴方達はとても仲良しさんだね。おっきくなってもずっと仲良くするんだよ？」って言われたのを今でも覚えている。藍のおばあちゃん、無事だといいな。
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