【完】意地悪彼氏はお嫌いですか?(短編)
「ごめん、気ぃ利かなかったな。」
そう言って、コップにオレンジジュースを注ぐと
「いえ、気を遣わせてすみません…。」
いただきます、ってオレンジジュースを少し含んだ萌音。
思わず、
「萌音。」
呼び止めると、
萌音はジュースを飲み込む前に俺を見て、首を傾げた。
俺は萌音が持っているコップを手から離して、萌音をソファーに押し倒す。
そして、そのまま萌音の唇に…………