大切なモノ
そんな態度で反発するからお母さんに嫌われるんじゃん....


私はため息をつく。


「あんたも遊んでばっかいないで美紗を見習いなさい。」


「あたしまだ小五だよ?家事なんて無理。」


「美紗は出来てたのよ?」

お母さんは美奈を馬鹿にする。


「本当にあんたは可愛くない子ね。」


お母さんは美奈を睨んだ。


これ以上言い争われたら困る。


「お母さん朝ご飯できてるよ。」


私はお母さんに朝ご飯を運ぶ。


「いつもありがとう美紗。」


「うん。」


私は素っ気なく返事した。



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