先輩はトモダチ
電車に揺られること30分。
大学の正門をくぐると、見慣れた人物が。
「壱哉!」
「おはよー」
いっちゃんの友達、宮田先輩と倉林先輩だった。
「おはよ。」
「先輩おはようございまーす!」
「おはようすみれちゃん!」
「今日も壱哉と来たんだね」
宮田先輩も倉林先輩も、カッコよくて優しいんだ!
「はい!朝早く起きちゃったんで、一緒に来ちゃいました!」
「何限からなの??」
「2限です!」
「2限!時間つぶさないと退屈になっちゃうね~・・・」