先輩はトモダチ




電車に揺られること30分。



大学の正門をくぐると、見慣れた人物が。




「壱哉!」


「おはよー」




いっちゃんの友達、宮田先輩と倉林先輩だった。




「おはよ。」


「先輩おはようございまーす!」


「おはようすみれちゃん!」


「今日も壱哉と来たんだね」



宮田先輩も倉林先輩も、カッコよくて優しいんだ!



「はい!朝早く起きちゃったんで、一緒に来ちゃいました!」



「何限からなの??」


「2限です!」


「2限!時間つぶさないと退屈になっちゃうね~・・・」



< 5 / 22 >

この作品をシェア

pagetop