深月のこころ2




電話で愚痴を聞いてもらうだけで、十分だった。





友達とも、旦那とも違う安心感があって、また明日から頑張ろうって思えた。





今思えば、その時にはもう手遅れで。



戻ろうと思えば戻れる場所にいたのに、その時罪悪感がなかった私は、気付かなかった。



自然と旦那への気持ちが冷めだしてる事に、私は気付かなかった。



たまに電話するだけだったのに。
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