冷たい君。


まるで私をみつめるかのように君は左を向く。
たったそれだけのことの筈なのに顔が熱い。
私は君の方を向いてみた。
君と目が合う。君が私に微笑んだ。


期待してしまう。少しでも君の気をひけたのかと。この笑顔が私に向けたれたものなのだと。
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