きょりかん。
友達がいない小学校生活もなれた。

そんな小6の夏。

私のクラスに転校生が来た

〝高島リナ〟

背が高くてすらっとしてて
綺麗な黒髪だった

りなは何故かわからないけど私について回った

「ねーちなちゃん遊ぼーよ!」

「ねーちなちゃん!トランプしよ」

「ねーちなちゃん一緒に食べよ!」

「友達は要らない」

犬みたいにひっついてくるリナを

私はいつもその言葉で突き放した

けどリナは諦める気配もなければ

ずっと私のそばにいた
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