Le Petit Princesse
気がつくと、少女は暗闇のなかで体を起こした。
地面は固い石畳だった。



ここが何処かはもちろん、自分が誰なのかも把握できなかった。



少女はふと自分の手を見ると、自分が人間だと言うことに気がついた。






「…私、今までなにしてたんだろ…?」





何も分からないまま、少女はまた歩き出した。
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