Le Petit Princesse
「フローラ、あれってさっきの王子…だよね?」


「あぁ、そうみたい…だけど。」


「何話してたの?」


「何か自己紹介されたけど。あ、あの人が言うにはこの庭は娘さんの為に作ったものなんだって!」


「そうなんだー!あれ?でもルドルフさんって娘さんいたの?僕たちまだ見たことないよね…」



「いるなら昨日の晩餐にも今日の朝食にも来てるはずなのに…」







二人は矛盾に気が付いたのか、考え込んでしまった。
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