君色の手紙
絵里も含め、周りの友人がみんな驚いて私を見ている……!!




やめてよ!


やめてよ!!


そんな話聞きたくもない!!!!



「アンタが言ってるのは……、ただの理想でしょ?もう、過ぎたことなんだから。」


そう返すのが今の私には精一杯だった……。



「私、ちょっとホテルに忘れ物してきちゃった!!絵里たち、この後タイムカプセル掘るんでしょ?それ、先にやってていいから!!」


「あ!ちょっと、さくら!?」


私はもうその場には居れず、全速力で走った……!

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