君色の手紙
「ちょっと?!これは“私に”来た手紙なんですからね~?颯斗は関係ないで」


「いいから開けろよ!~~~ったく、じれったいな!代表して俺が開けてやる!!」


と颯斗が手紙を私からパッと奪った!!



そして封を切ってしまった!!


「ちょっと!!颯斗、返してよ!」


「お。背が高いっていいな?中学の頃は散々お前にホウキとかで殴られてたけどさ!ハハッ。」


「……っ。」



な、なによ……。


その笑顔がズルイんだってば!!



人の気も知らないでさ……。



すると颯斗は手紙を朗読し始めた!


『未来の間宮さくらさんへ。


あなたは今、どんな感じですか?


大人っぽくなってますか?


夢をかなえてますか?


幸せですか?


いつも笑ってますか?


またあのときみたいな後悔をまたしてませんか?』
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