黒猫の思い


コンコン



『桜さん、涼雅さん。紗耶です』



涼「入りなさい」



『失礼します』



桜「話ってどうしたの?」



『言いづらい事なんですが…



桜さんと涼雅さんには感謝しています。


こんな私を拾って下さったんですから。


私はここにいるべきではないと気づきました。』



桜「それって……」



『お世話になりました…』


涼「紗耶ちゃん。飆駕を気にしてるのか?」


『いえ。飆駕は関係ありません。』


桜「そう。また寂しくなるわね」


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