黒猫の思い


愛「紗耶…?」


この声…愛美?


この子は


飆駕の親友の一條愛美

飆駕と付き合った頃愛美だけ打ち解けてくれた


『愛美…私…飆駕と別れる…』


愛「え!?紗耶なんで!?」


驚くのも無理ないよね…



『飆駕に私なんてこれっぽっちもいなかったんだよ。だって、隣で美嘉さんを抱いた。うえに!!子供もつくった…私なんていない方がましだよ。』

愛「紗耶…」



『愛美にすんごく感謝してる
毎日相談に乗ってくれたりしたから』


愛「紗耶…またどこかで会える?」


『会えるんじゃない?私は会いたい』


愛「紗耶…約束して?絶対会うって死んだりしないって」


愛美は優しいなぁ


『分かった』

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