田中君が好きなんです









「...田中君送ってくれてありがとうっ」







「うん、大丈夫だよ」








そう言って田中君は切なそうな顔をしながら私の頬に手を当てた











「...田中く...「ごめんね」へっ?」












ちゅ...








寒空に私達の音が響いた










「...ごちそうさま」









「....」








突然のことに私は言葉が出なかった








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