田中君が好きなんです
じわり、と目に涙が浮かんでくる
「たな、かくんっ!」
お互いに抱きしめ合う私達を見て光君たちは やれやれ という顔をしながら出て行った
田「宇佐美...っ許してくれるまで何回でも謝る...だからもう、あんな事しないでくれ...
俺のせいだってわかってる...でもっ...」
「田中君...私、私...違うの、私が弱かったからなの」
田「違う!俺が悪いんだ...罰ゲームを利用しようとしたから...意気地無しだった俺が悪いんだよ...」
「田中君...ありがとう...ありがとうっ!」
田「ホントにごめん、」
「いや、私が...」
がらっ