つよがり


その声の主を見ようとくるりと振り返った


そこにいたのは


水も滴るいい男


その言葉が似合う男だった





・・・・はっ


コイツもアイツらと一緒だろ

僕の顔を見て驚いてるんだろう?

僕を貶してるんだろう?






そして、後悔してるんだろう?


とんだブスに声かけたなって


だから、目を見開いてるんだろ?






嫌気が差した僕は

また、海に向けて足を進めた
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