隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~
「大体、聞いてもいないうちに諦めてんじゃねぇよ!」
「・・・・・・・・・・」
「いい加減、自分の気持ちから逃げんのはやめろよ。素直に想いぶつけろよ!」
分かってる
このまま逃げ続けたって意味ねぇことくらい
でも、もし告って振られて今の関係が崩れたら?
そう考えると、怖くて想いなんか伝えられなかった
「冬樹、なんのリスクも負わずに何かを手にする事なんか出来っこねぇよ?男なら覚悟決めろよ!」
「直人‥‥‥‥」
なんのリスクも負わずに何かを手にする事は出来ない、か‥‥
「‥‥フッ、そうだな。おかげで目覚めた。サンキューな」
「おうよ!いつでも背中押してやんよ!」
直人は二カッ笑うと満足そうにその場を離れていった