隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~
♡あかりside♡
冬樹に冷たくされてから数日、あれからずっと眠れていない
明後日は学校祭のため皆忙しそうに走り回っている
「あかりちゃん!こっち手伝ってもらってもいい?」
「全然いいよ!」
あたしもそれなりに忙しい
だから、あの事を考える時間がない為助かっている
「あの、瀬戸口くん!ちょっといいかな?」
ドアの方から可愛い女の子が顔を赤くして冬樹を呼び出していた
「わりぃ、行ってくるわ」
冬樹はそう言うと、女の子の方に歩いて行った
ズキッ
「‥‥ないで‥‥‥‥」
「あかり?」
近くにいた千夏があたしの異変に気付き、声をかけてきたが今はそれに応える余裕もなかった