隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~
ガラガラ
「失礼します。」
「あらあら、どうしたの?」
「こいつ、寝不足みたいで急に倒れたんでベットで休ませてやってください。」
「あら大変。いいわよ、そこのベット使って」
「うっす」
空いているベットにあかりを横たえる
「……」
「ふふふっ、心配?」
「え、いや、まぁ、一応幼なじみなんで……」
「そう。寝不足と軽い貧血みたいね。ちょっと休めば元気になるわ。」
「そうですか。」
その言葉を聞いて安心した俺は、一気に肩の力が抜けた気がした
「何か悩み事でもあったのかしら?最近変わった様子とかはなかった?」
変わったこと……
「……ちょっと、わかんないです」
俺は嘘をついた。きっと、この前のことであかりを傷つけてしまったことが原因だ
「そう……まぁ、本人が起きてから聞くとしましょう。どうする?この子が起きるまでここにいる?」
「いえ、俺は教室に戻ります。」
「そう。分かったわ。」
そばにいれるはずがない。あかりが倒れた原因は、俺なんだから……