隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~
*俺にしとけよ
「はぁ、はぁ、はぁ……」
〝お前のそういうとこ、目障りなんだよ〟
冬樹にさっき言われた言葉が頭の中で何度もリピートされていく……
「うっ……うぅ、冬、樹っ……」
嫌わた。絶対に嫌われたくない人に、嫌われてしまった……
「冬っ、樹っ……ヒック……」
ガチャ
「はぁ、はぁ、如、月?」
「ヒック……さい、とうくんっ……」
あたしの顔を見た彼は、一瞬驚いたような顔をした後すぐに悲しそうな表情に変わった