隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~
「はい、これにメンバーの名前書いてね~」
「うぅ~わかったよ…」
はぁ、最悪だ……
でも千夏はきっと直人くんがやらなかったらきっとやってなかっただろうし…
「はぁ~」
「おい、さっさと書いて体験場所決めるぞ」
「うっ、わ、分かってるよ!」
冬樹に急かされ急いで名前を書いた
「書き終わったよ!」
「じゃあ体験場所決めるか」
確か、アイスクリーム作りとパン作りだったよね?
「あたしアイスがいい~!!」
「俺も~」
「おい、あかりお前は?」
ん~最近暑くなってきたし
「あたしもアイスかな?」
「じゃあアイスって事で」
「他に決めることってあるっけ?」
「夜ご飯何を作るか決めないと!」
夜はグループごと自炊しなきゃいけないんだよね~
「面倒だし、カレーでよくね?」
冬樹へ面倒くさそうにそう言って、あたしからプリントを奪うと、カレーと綺麗な字で書いた
うわ~冬樹の字は相変わらず綺麗だな~
「おい、提出してこいよ」
「やだよ!冬樹が班長なんだから冬樹が行ってきてよ!」
いつもあたしのことパシリにしてるんだからこれ位くらいしてくれても良くない?
「いいからお前がいけ。俺、寝みぃんだよ」
欠伸をしながらプリントを渡してきた
ったく、なんであたしがっ!
と、思いながらも冬樹にはやっぱり逆らえないんだよね~
後が怖いから…