隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~
「千夏!!いいの?」
「何が?」
「直人君の事だよ!!ちゃんと話なよ!!」
きっと直人君もちゃんと話したいはずだもん!!
それに……
「せっかくの宿泊学習なんだから、こんな状態は嫌だよ…」
「あかり・・・わかった。直人とバスの中で話す!!だから、ね?そんな暗い顔しないでよ!!」
良かった~~~
「うん!!」
「あかり!!お前先生に全員そろったこと言ったか?」
後ろから冬樹と直人君が来た
「ううん、今から言いに行く」
「俺も行く」
「え?なんで冬樹も行くの?」
あれだけ班長の仕事あたしに押し付けてきてたのに
「バーカ、あいつら二人にするための口実だ」
あ、そっか
バスの中で話すより、今話した方がいいもんね
「ほら、行くぞ」
「うん!!千夏!直人君!ちょっと待っててね」
あたしは二人に声をかけてから冬樹の後を追った