隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~
「あかり~全然固まらないよ~」
手動のアイスクリームメーカーをゆっくり回しながらうなだれている千夏…
「千夏、そんなゆっくり回してたら出来ないよ?それに始めたばっかりじゃん」
「だって~暑いんだもん…」
今私達は体験先の調理室にいるのだが…
すっごい暑いんですよ…
千夏がうなだれる訳も分かんなくはないけど、体験が始まってまだほんの数十分
できる訳が無い
「千夏、あともう少し頑張ろう?な?」
直人君は千夏の事を励ましながら作業をしている
直人君、大変そう…
千夏みたいな人がもう一人いたら大変そ「おいあかり、疲れた、眠い、暑い、お前がやれ」
ココにも1人いました…厄介な人物が…
「冬樹!!何言ってんの?せっかくの体験学習なんだからちゃんとやりなよ!!」
「ッチ・・・・・」
冬樹は舌打ちしたものの作業を再開し始めた