桃の姫〜最強姫の愛した族〜
「そうだった。今はそれどころじゃねぇんだった」
「それどころじゃねぇとかひどすぎひんか?!」
「…うるせぇよ」
…帰りたいなー。
よし、帰ってしまえ!
待つ義理はないもんね!
早くしない龍哉が悪いってことで♪
「…んじゃ、さようなら」
玲也と麗の頭を撫で、未だに言い合いをしている2人に手を振る。
仲間だし、玲也たちもいるからーっと思って落ち着くの待ってたんだけどな〜。
よく考えたら〝今〟の私は仲間じゃないし、別に待つ必要ないってことに遅くも気づいてしまったし。
時間を無駄にしてしまった…。
…いや、白龍を守らないといけないから無駄ではないけど。
「ちょー!?落ち着くから帰んなや!」
「待て!!…待たせて悪かった。今からでも手合わせを願いたい」
「はぁ…」
そんな慌てることかな。
どこもすごくない。
ただの族の総長ってだけなのに。
「それどころじゃねぇとかひどすぎひんか?!」
「…うるせぇよ」
…帰りたいなー。
よし、帰ってしまえ!
待つ義理はないもんね!
早くしない龍哉が悪いってことで♪
「…んじゃ、さようなら」
玲也と麗の頭を撫で、未だに言い合いをしている2人に手を振る。
仲間だし、玲也たちもいるからーっと思って落ち着くの待ってたんだけどな〜。
よく考えたら〝今〟の私は仲間じゃないし、別に待つ必要ないってことに遅くも気づいてしまったし。
時間を無駄にしてしまった…。
…いや、白龍を守らないといけないから無駄ではないけど。
「ちょー!?落ち着くから帰んなや!」
「待て!!…待たせて悪かった。今からでも手合わせを願いたい」
「はぁ…」
そんな慌てることかな。
どこもすごくない。
ただの族の総長ってだけなのに。