桃の姫〜最強姫の愛した族〜
「すまん…」
「いえ、光汰さんが悪いわけじゃないです。これは僕達を守るためらしいので」
玲也たちを守る?
俺から見ても玲也たちは強い。
だてに白龍の幹部をしてるわけやない。
こいつらは桃姫の言うてた〝真の強さ〟ってやつもわかっとる。
それでも〝守る〟ためというなら…玲也たちでも適わへんってことや。
ゆー君は一体何と戦ってるんや?
「そう…なんや。…でもさ、家に帰ればどんなに隠しててもバレるんやない?」
兄妹で…家族なら一緒に住んでるはずやし。
普通ならバレるよな?
「たまにこういうことあるんですが、そのたびに連絡するまで帰ってくるなって言われてます」
「は?!え、じゃあ、2人はどこに住んでるんや?」
「学校近くのマンションに住んでます」
「…それどのくらいの頻度で帰ってんねん」
倉庫で寝てんの結構見んねんけど。
「…そこは気にしたらダメですよ」
いや、気にするからな?!
にしても、弟妹にも隠してるゆー君の秘密。
ますます謎にばかりやねんけど…。
「いえ、光汰さんが悪いわけじゃないです。これは僕達を守るためらしいので」
玲也たちを守る?
俺から見ても玲也たちは強い。
だてに白龍の幹部をしてるわけやない。
こいつらは桃姫の言うてた〝真の強さ〟ってやつもわかっとる。
それでも〝守る〟ためというなら…玲也たちでも適わへんってことや。
ゆー君は一体何と戦ってるんや?
「そう…なんや。…でもさ、家に帰ればどんなに隠しててもバレるんやない?」
兄妹で…家族なら一緒に住んでるはずやし。
普通ならバレるよな?
「たまにこういうことあるんですが、そのたびに連絡するまで帰ってくるなって言われてます」
「は?!え、じゃあ、2人はどこに住んでるんや?」
「学校近くのマンションに住んでます」
「…それどのくらいの頻度で帰ってんねん」
倉庫で寝てんの結構見んねんけど。
「…そこは気にしたらダメですよ」
いや、気にするからな?!
にしても、弟妹にも隠してるゆー君の秘密。
ますます謎にばかりやねんけど…。